今月韓国の軟化はあるか？通貨スワップ終了前の一ヶ月の日韓駆け引き2013年6月4日

　来月の７月３日に日韓通貨スワップは終了する。一ヶ月前の４月３０日、筆者は一ヶ月後に「日韓通貨協定」がニュースの焦点となっていると記した。筆者の推測に反して新聞やテレビは通貨スワップについてほとんど報道していない。恐らく意図的に伝えていないのであろう。伝えたのはBSプライムニュースフジでフィリップで紹介されたくらいだ。だが最近のテレビや新聞が全く取り上げなくてもネットがある。ネットは先月から日韓の交流掲示板など通貨スワップ終了の有無を論じており、かなりの注目を集めている。小欄でも取り上げているように韓国は日本に対し、世界から孤立させるようなロビー活動を行なっている。歴史カードも４月から５月に切っている。アベノミクスは「円安空襲」と批判され、韓国経済の停滞の原因と批判する。通貨スワップが終了までの一ヶ月、この冷えきった日韓関係がどう動くのか筆者は注目している。自国の面目を保ちつつ韓国が歩み寄るのがこれまでの韓国のやり方なのであるが、今回はどうなのか？「最後は日本が折れてくれる」と韓国が考えていたらそれは間違いだ。

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