日中関係9月18日に注目 2013年9月7日 [政治]
3年前の今日、2010年9月7日に尖閣諸島置きで操業していた中国漁船に対して違法操業だとして取り締まりにあたった海上保安庁の監視船との間で起きた船舶の衝突。以来日中関係は冷え込んでいる。昨日モスクワで開催されているG20で安倍総理と習近平国家主席が首脳待機室で短時間(5分程度)ではあるが話し合ったという。人民日報は中国の原則的立場を習主席は安倍氏に伝えたという。一方で習氏はオバマ氏にはアメリカが尖閣問題で中立的立場を維持することを求めたという。シリア問題で各国の理解を得られない米国に中国が切り込んだ形だ。
さて中国は日中間の特異日とされる日に尖閣沖で日本を威嚇牽制する動きを重ねていることはご存じだろうか。それを知悉した日本の保守系団体が尖閣沖で示威活動を行うのも最近の事実だ。盧溝橋事件、南京陥落事件などが想起されるが9月18日は柳条湖事件の日である。去年は1000隻もの漁船が尖閣に押し寄せるとの報道が流れた。11日後にその日は来る。中国の動勢を監視したい。
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