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懲罰空気〜電力会社バッシング〜2013年9月27日 [政治]

 新潟県は柏崎発電所の安全審査申請を条件付きで認めた。これにより原発再稼働に向けて東京電力は手続きを前に進めることになる。
 筆者は脱原発に組するものであるが、早急な脱原発は国民生活と経済を破壊するものとして民主党政府の方針に反対してきた。再稼働も安全が確認次第認めるべきだと考えている。元より事故発生直後から一企業に事故対策を丸投げする民主党事故対策の危険性を訴え、国が主導権を握った対策が必要を繰り返し述べてきた。これらは全て五十年後の脱原発の為である。。火力だけの発電では早晩東京電力は経営破綻し、安全対策や補償はもちろん、脱原発のための研究開発、人材確保、設備投資の資金が作れないと指摘してきた。国のエネルギー対策を司る立場に立つものならば当然帰結することを民主党政権担当者は理解せず、というか全く無視し、いたずらに電力会社をバッシングすることで問題を放置し続けた。その結果が汚染水と東電の経営危機、電力料金の値上げである。国民はこの民主党のエネルギー対策は危ういと思い、この政権を退場させた。当然である。懲罰空気を英語で言うならpunishment atmosphereなのだろうか。フランス革命、ロシア革命、中国の文化革命などでこの懲罰空気が社会を混乱に落とし入れた歴史の事実は知っておくべきだろう。しかしいろんなものの判断があまりに遅すぎる。素人の筆者が事故の翌日に事故対策を東電から国に主導すべきと思い、一ヶ月後に急速な脱原発は危ういと思ったことを政権担当者である民主党は考えることすら放置してきた。その結果が汚染水問題などに苦しむ今なのである。民主党は共産党より支持率が低いという報道がある。当然だろう。
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