小泉純一郎氏の脱原発運動 2013年10月29日

　ここのところ小泉純一郎元総理の脱原発を巡る言動に注目が集まっている。今日は社民党の吉田党首と会談、来月は日本記者クラブでの会見が予定されているとかいないか。自民党首脳にもその行動に首を傾げ始めた。次男小泉進次郎内閣府復興政務官の福島での活動の援護射撃という見方もある。ただ純一郎氏いつ脱原発を実現するかは今のところ言明していない。筆者は脱原発は50年戦争だとし、2060年代で脱原発を目指すべきだと考えている。そのためにただちに原発を再稼働すべきとも指摘してきた。そんな簡単に理想がすぐ実現するはずがない。慎重にも慎重が必要だ。小泉純一郎氏はまがりなりにも総理大臣を務めた政治家である。脱原発には時間と金が必要なのである。