SSブログ

「ウクライナ」ポスト冷戦構造の終焉 2014年3月23日 [政治]

 西欧世界にとってウクライナ問題はポスト冷戦構造の終焉の象徴として記憶されるだろう。キーワードは「力による現状変更」。本質は東アジアに於いて中国の尖閣侵略、北朝鮮の核兵器開発に繋がっている。日本は現状認識を間違えると最悪国そのものを失いかねない時代に入ってきていると思ったほうがよい。G8はこれからはG7として機能していくことになる。さてこのウクライナ問題が冷戦構造の再来となるだろうか。問題はアメリカと残りのG6との関係性である。フランス、ドイツ、イタリアは陸続きであり、EUはエネルギー問題を抱えている。イギリスは金融市場の混乱を望まない。カナダに関してはよくわからないがウクライナ系移民が多いとされる。そして日本は北方領土問題を日露間に抱え、中国とは尖閣問題で緊張関係にある。アメリカとEUは制裁を行っているがどこまで厳しくやれるのか。西側が制裁をすればロシアも応酬する。経済的に依存関係のあるEUは痛手を被る。ある意味カードゲームの状況。これはある意味長期化を意味する。日本にとっては気になるのが中国の存在だ。米ロが緊張すれば漁夫の利をしめるのは中国だ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。