「西のウクライナ・東の尖閣」〜中露をナチスに例える流れ〜 2014年6月2日 [政治]
イギリス皇太子が「今のロシアはナチスに似ている」と話したことが話題になっていると日経が報じている。http://www.nikkei.com/article/DGKDZO72092960R30C14A5TY7000/チャールズだけではない。ヒラリー・クリントンも同様なことを述べている。もう一人ナチスにある国を例えて話題になったアジアの首脳がいる。フィリピンのアキノ大統領だ。ある国とは中国である。Sudetenland割譲を引き合いに出し、南シナ海でのフィリピン支援を訴えた。今中露が連携を強めたことで欧米はようやく中国巨大市場だけに目を奪われ、中露が連携したときの安全保障の危うさに気がついたのではないか。ロシアへの経済制裁も中国とのエネルギー供給契約締結でほぼ無意味になった。エネルギー供給のためにロシアと手を結ぶのは中国ははたして賢明な選択といえたのか。中露はナチス視されることを避けるために対ナチス・抗日戦勝利七〇周年を共同で祝うことを表明している。しかしやればやるほどイメージが悪くなるのではないだろうか。「西のウクライナ東の尖閣」力による領土領海変更が中露によって進められるという認識が広まりつつある。
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