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ゆるさの発見 ~テレビの今・これから~ 2014年9月26日 [政治]

 ロンブーの淳が文藝春秋10月号にテレビについて書いている。規制が多くなった今のテレビの作り方を愁い、ネットの時代にあってのテレビの方向性が定まっていないと指摘。各局の姿勢と現況についても記している。
 淳が4月から始めている「淳と隆の週刊リテラシー」(MX)を筆者は録画してみている。同じ時間帯の月~金の「五時に夢中」も同様だ。もうまったく読まなくなった新聞、特にスポーツ紙や夕刊紙の情報、いってみればB級情報をそこに得ているわけである。
 この種の番組に特徴なのは淳がしてきするような「ゆるい」番組だということ。ベンチマークや鉄板狙い、マーケティングもない。プロデューサーの恣意やディレクター・作家のおもしろがりがそのまま映像になっている。70年代から80年代の作りを彷彿させる。視聴率の取れないタレントでも見知らぬタレントでもかまわぬ。
 こうした作り、テレ東の旅番組でも同じである。旅番組にありがちな段取りや仕込みがない。(なさそうにみえる)
 テレ東、MXともに業界では元気があるという。これは何を意味するのだろうか?視聴者の質の後退?確かに高齢者がテレビの視聴率を差配する時代である。しかしそれだけか?むしろ段取りや作り手の、出演者の論理で作らtれ、マーケティングや属性読み、鉄板狙いのテレビのあり方を視聴者のリテラシーが越えてしまったのではないのか?
 視聴者は見切っているのである。 


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