安倍談話とアメリカ 2015年8月24日

　8月14日の安倍談話で最も早く反応を起こしたのは中韓でもなくアメリカだった。しかも全面支持。今回の安倍談話でアメリカが日本と事前に調整し、重要な役割をはたしたのは間違いない。特に日韓関係にである。「謝罪」の文言を入れることに拒否感を持っていた安倍総理にアメリカはその文言を入れさせた。その代わりその謝罪は今回で最後だと韓国に念を押した。そういう密約があったと思う。事実朴槿恵大統領は安倍談話に対し、これまでのような真っ向批判はしていない。いずれにしても米中会談の前にアメリカは日韓関係の修復を図っておきたいところ。中国は逆に日本との関係を修正して会談にのぞみたいのだろう。宣伝放送の如きで朝鮮半島は緊張する。二万五千邦人が韓国にいる。安保法制改めて考え直した国民も入るに違いない。