甘利氏の退場 平成28年1月29日(金) [政治]
一強多弱と言われた安倍第二次政権の最初の危機と言えるだろう。重要閣僚甘利氏の辞任である。罠に掛かったともいえる。その手法は刑事告発される可能性もある。メディア自身も問われる。しかしである。甘利氏の脇のあまりもの甘さ。追及の手が大きくなる前に辞めたのは賢い判断だといえる。後任は石原元環境相だという。これは疑問である。林芳正氏が適任ではなかったか。TPPの案件を処理できる、しかも語学に長じた人材は林氏ししかいないと筆者は思っていた。失言で失脚した石原氏にとっては捲土重来。安倍氏の父親の石原慎太郎氏への配慮か。だとすれば甘いのでは?第一次安倍政権はその甘さが崩壊の糸口となった。
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